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睡眠時無呼吸症候群の治療法

CPAP(持続陽圧呼吸療法)とは

CPAP療法は、CPAP装置からホース・マスクを介して、処方された空気を気道へ送り、常に圧力をかけて空気の通り道が塞がれないようにします。

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CPAP療法(持続陽圧呼吸療法)の効果

sas15「よく寝た」という熟眠感が得られ、スッキリと目覚めることができます。

CPAP療法を適切に行うことによって、睡眠中の無呼吸やいびきが減少します。また、治療を継続することによって、眠気がなくなったり、夜間のトイレの回数が減ったりという、いわゆるSAS症状の改善が期待され、さらには降圧(血圧を下げる)効果の報告もあります。

CPAP療法は、眼鏡をかけていることと同じように、治療器を使用しない限り無呼吸は無くなりません。
また治療器を付け慣れるのに2~3ヶ月かかる場合もあります。

CPAP療法は、検査の結果が一定の基準を満たせば健康保険の適用になります。
その場合には、必ず定期的(月1回)に外来を受診していただきます。診察時に主治医と相談し、より良くCPAP療法を継続して頂くことが重要ですので、必ず外来にかかるようにしてください。

CPAP装置の医療保険システム

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その他の治療法

口腔内装置による治療

口腔内治療とは、下あごを前方に固定して空気の通り道を開くようにするものです。口腔内装置の作成は、健康保険の適用になります。

手術による治療

気道閉塞の原因がアデノイド肥大や扁桃肥大などであった場合には、手術で取り除くことがあります。また、鼻閉を起こす鼻疾患は、CPAPや口腔内装置の治療を妨げるので、手術が必要となることがあります。

生活習慣の改善

生活習慣の改善だけでSASを治すといったことは困難ですが、他の治療と併せることによって軽減させることは可能です。また少しでも良い睡眠をとるために、眠りにつきやすい環境を整えることも必要です。

減量

肥満が原因の場合には、効果があります。4年間にわたり体重の変動とAHIの変動について観察した結果では、10%の体重の減少でAHIが26%減少したという報告もあります。※

※Pappard PE,et al. JAMA 2000:284:3015-

体位・横向きに寝る

少しでも重力の影響を受けないように、体を横向きにして寝ると症状が軽減する場合もあります。

減酒

アルコールは、筋肉をゆるめる作用があるため、気道の閉塞が起こりやすくなります。また寝つきが良くなることもありますが、逆に夜中に目が覚めたり、浅い睡眠を増やしてしまう作用もあります。

睡眠障害とは

sas17多忙な現代社会では、睡眠不足が大きな問題です。。睡眠時間は、長くても短くても死亡リスクを高くするといった報告もあります。

睡眠障害にはSASだけでなく他にも多くの疾患があり、同じように眠気や多くの身体疾患に関連しています。睡眠関連疾患国際分類(ICSD-Ⅱ)では、睡 眠障害は90種類以上に分類されています。なかなか寝付けない方(入眠障害)には、精神性の不眠という可能性も考えられますが、間違った睡眠衛生が原因と なっている場合もあります。その他にも、脚に不快な感覚が生じることで入眠障害を起こす"むずむず脚症候群"といった疾患もあり、薬による治療によって改 善することができます。また"リズム障害"(通常の生活よりも朝早く目が覚める、朝起きることができないといった疾患)もあります。

SASはあらゆる睡眠障害の中で最も多く見られる疾患です。SASは十分に睡眠時間をとっているはずなのに、実際には睡眠による休息が得られていない疾患です。しかし検査を受け、正しい治療を行っていれば健康な人と同じ日常生活を送ることが可能です。

いびきや眠気が気になる方、ご自分の睡眠に不安を感じている方は、健康維持のためにもできる限りお早めにご相談ください。

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